短編

※この内容はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。









我が輩は世間的にドラえもんと言われている人種だ。メディアではなかなか公式に発表したがらないがそもそも「ドラえもん」というのは21世紀後半に第一次産業に従事する人口が少なくなった日本政府が、外資の助けを借りて導入したインフラ、すなわちは奴隷ロボットにすぎない。

我が輩もその一人である。

パーソナリティは仮想化されており、一見人格を持つように見えるがそれはそういうふうにプログラムされているからであって事実はそれは「仮象に過ぎない」。


少子高齢化になった今介護の大半を受け持っているのは我が輩のようなドラえもん型ロボットであり、そもそも四次元ポケットは個人や法人による悪用が懸念されたため政府によって禁止令が出ている。時空間移動などはもってのほかだ。



そもそもこのポケットには、介護用品が入るようになっていたり、用途によっては、工具一式が入っていたりする。


また特定の方式をもった質量を無条件にコピーして増幅して貯蓄が可能なので、自己エネルギーとしての電力をここに貯蓄してまわしたりする。




わかったか小僧?