創作小説

短編

※この内容はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。 我が輩は世間的にドラえもんと言われている人種だ。メディアではなかなか公式に発表したがらないがそもそも「ドラえもん」というのは21世紀後半に第一次産業に従事する人口…

短編「とある男の会話の採集」

※この内容はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。 つかまじでやばくね?俺んちん近くだし警察きてっし、おめーのせいだろ?あ?なめてんじゃねーよおめーが頼んだんだからやったんだろ、そういう流れだったじゃんつうかおめー…

短編

※この内容はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。 俺は今から寝ようと思う。俺は看護系の専門学校を出た後5年ニートを続けているものだ。無論この文章を読むお前は俺のことを見下して言うだろう、働けと。だがそれは至極無責…

短編

メアリーは皿を洗っていた。すると特大のゴキブリが排水溝から突如出てきた。すごく不快だ。メアリーは嫌悪感でいっぱいになり、ゴキジェットをまさぐったが無い。こういうときに限ってきらしてる! 旦那のジョージには買ってくるようにひと月ほど前に言った…

短編 「ぼくは斎藤マイケル」(3)

※この内容はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。 気づくと僕はヤクザたちに囲まれ、しめ縄のようなものでくくられて血まみれで倒れていた。体全体がすごく痛い。この痛みは、何よりも僕が現実にここにいるということを示した…

短編 「ぼくは斎藤マイケル」(2)

※この内容はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。 コンパの日、僕はそこに薬学部の女性たちが集まっていることを知っていた。自己紹介からはじまる。「はじめまして、私○○大学薬学部の原口みさでーす☆」この女(ほかの女はどう…

短編 「ぼくは斎藤マイケル」

※この内容はフィクションです。実在の人物、団体、事件とは一切関係ありません。 僕は理系の学生だった。当時は貧しく、僕はつねに生物について考えていたが、アカデミックな書籍を購入する金を、手に入れることは難しかった。僕の家は貧しかった。父親は会…

君の香り

よし子はハンバーガーを今まさに食べんとす。その小さな口の、突き出た前歯に、愛着をおぼえむとするなりが、我がよしこの、その愛おしき前歯の、じつにきいろきことまさにようようなりけるに、我おもふ、 「かく はむばあがあ の、おほきしこと河川の石のご…